中田英寿 鼓動 内容 感想
2021年3月20日 2021年6月7日

小学3年生の頃にサッカーを始め、韮崎高校、ベルマーレ平塚、そして日本代表としてワールドカップ、オリンピックを戦っていく。(代表選出は中学生のころから)
しかし、ほんの些細な一言がマスコミに大きく取り上げられ誤解を招き、日本中から誹謗中傷、脅迫、嫌がらせまで受け日本国内でボディーガードをつけなければ外にも出れない事態に。
日本代表として、負ける事はA級戦犯とでも言うがごとしの扱われようである。
日本サッカー会の至宝がこんなにも苦しめられなければいけないのか。
至宝だからこそ、このような洗礼を受けねばならないのか。
想像を絶するストレス、不安、苛立ちを受けたことだろう。
有る事無い事をメデイアで報じられ、それが元で散々なバッシング等を受けたら、会見等にも応じたくなくなるのは当然。
フランスワールドカップ水面下でヨーロッパ移籍を進めて行くが、それも一筋縄では行かない。
詐欺師であったり、移籍金目当ての怪しい輩がまとわりつく。
実に10チーム以上からオファーを受けており数チームを訪れ下見し、監督の意向やチームメンバー等を考慮し選択肢を絞って行く。
実際に契約書にサインした後も、移籍金が支払われず選手登録もできず試合にも出れないかともあり。
とにかく、ヨーロッパで外国人がサッカーをする事がいかに難しいかがわかる本である。
感心するのは、中田のマネージャーである女性が誠心誠意対応し、中田の事を非常に思いあって動いてくれた事。
これがなければ、騙されても仕方がないサッカー市場の難しさの中で苦難の日々を過ごしたであろう。
今更ながらに、益々興味を惹かれて行く魅力的な人物、中田である。
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