自動車事故 会社への損害 どう償うか?
2021年1月17日 2021年6月7日
社用車で事故を起こした場合、当然保険に入っていれば保険での対処になるのが一般的だろう。
仮に10台以上所有する企業として。
自動車保険では、10台以上であれば「フリート契約」になる。
メリットは割安になることだが、デメリットもある。
それは、たとえ1台でも高額対応事故を起こせば翌年の保険等級が下がることによって保険料が莫大な金額に及ぶ。
1年間無事故であれば、翌年1等級上がる。
一度でも物損保険対応等があれば、翌年3等級下がる。
1度起こしたら、3年間無事故でなければ元の位置まで戻れない。
きわめて過酷である。
1~20等級まであり、2年連続で事故があれば6等級ダウン。
運送業等であれば、ほぼ最落の状態なのでは?
最落で、おおよそ64%割り増し。
最高で、おおよそ44%引き。
もし、会社の車で事故を起こしてしまったら。
1. 退職する
2. 償いの意味も含めて、気を引き締め一生懸命頑張り続ける。
3. 自己負担で弁償
まぁ、主に上記3つの対応になるだろう。
実際に、当事者からすれば迷惑をかけたのだから居づらくなり辞めてしまいたいところだろう。
だが、会社としてはそれまでのキャリア形成や信用を寄せていた従業員であれば継続して続けてほしいとも思うだろう。
さすがに、自己負担で100万弁償となるとそれはそれで痛く、そこで働く元ベーションも下がる事であろう。
これらを考慮すると、残って償っていこうとするのが良い気もするがその代わり2度目はない覚悟も必要。
人生うまくいくばかりではない。
それが、人生何十年と経っていても。
もともと勤続をどうするか考えていたのであれば、その答えがはっきりとしたではないか。
続けて迷惑かけた分、取り返してやろうと。
貢献していこうと。
#自動車事故
#自動車 保険