ASD ADHD
2025年12月21日

まず、ADHDの特徴として挙げられるのが下記項目
不注意
- 忘れ物が多い
- やりかけのまま、ほったらかしでも平気
- 自分の興味のあることに対しては過集中して、周囲が見えなくなる
- 片づけや整理整頓ができない
- 注意が長続きせず、気が散りやすい
- 忘れやすく、物をなくしたりどこに置いたかわからなくなること多し
多動性
- 落ち着いてじっと座っていられない
- 常にどこか体を動かさずにはいられない
- 一方的にしゃべりすぎてしまう
- 公共の場などでも静かにできない
衝動性
- 順番が待てない
- キレやすく乱暴になってしまうことがある
- 相手の話を聞けず遮って話してしまう
- 他の人の邪魔をして自分がやってしまう
続いて ASDについて
長所
・高い集中力
・論理的思考力
・優れた記憶力
・細部への鋭い注意力
・真面目・誠実
・規則・規律の順守
グループ活動が苦手
・暗黙のルールがわからない
・周囲の視線が気になる
・雑音や話し声に過敏になる
・会話のタイミングがつかめない
・曖昧な指示でフリーズする
・自分の意思をうまく伝えられない
・情報を処理するのに時間がかかる
・他人のやり方にイライラする
・自分のペースで動いてしまう
ASDは『嘘が下手』だと言われることがあるが、実際には嘘をつけない体質に近い。
真実と異なる情報を口にすると、脳内で整合性が崩れ強い不快感や違和感が生じてしまう。だから噓をつく行為そのものが認知的にも感情的にも大きな負荷になる。
多数派が社交辞令として使う軽い嘘でさえASDにとっては世界のルールをゆがめる行為に感じられる。
結果として「正直すぎる」「空気が読めない」と誤解されることがあるが、本人はただ誠実に整合性のある世界を保とうとしているだけ。
ASDは立場によって意見を変える日和見主義の人が一番苦手。
ASDの思考は状況ではなく「原理・一貫性」を基準にしているから。だからその場の空気や相手によって主張を柔らかく変えることができない。
そもそも、なぜ変える必要があるのか が理解できない。意見が揺れると世界のルールが置き換わるようで混乱する。
しかしながら社会はその曖昧さを「柔軟性」と呼ぶ。