雇用するリスク 雇用される側の理不尽
2022年6月25日 2022年6月26日
先日聞いた話。
ある企業で、営業職にて1名中途採用。(試用期間が3か月設けられている)
正社員である。
職種は、営業職なので車を運転しで顧客を回る。
※試用期間は、採用後に当人のスキルや適性、勤務態度等見るためである。 当然、パフォーマンスが低かったり、勤務態度が悪ければ試用期間中の解雇は十分ありうる。
入社し、勤務開始してからは簡単な業務からスタートしてもらい納品作業を行ってもらった、顧客へのあいさつも含む。
しかしながら、1か月の間に2度も車をぶつけ、かつ社内でも挨拶すらしない態度。
営業職の待遇は社内では高いポジションである。
営業職としての利益も生むことすらなく、社内空気を乱し、車を破損させる。 正直、いるだけで害にしかならない。
当然、その企業としては試用期間だったので本採用はせず、適正不向きにより解雇の形になった。
ここまでは、当然の流れなのかなと思った。
が、なんと
その後、散々迷惑をかけまくりながらもお給料をいただいていた企業に対して裁判を起こしたのである。
どんだけ身勝手でなのだ。恩を仇で返すとはこのこと。
利益も生まず、自動車破損2回、修理代は会社持ち。
結局、地裁での調停により不当解雇として、100万円を支払われたとのこと。
面接では優等生を演じて、入社してしまえばこっちのもんだと失態を繰り返し迷惑かけて、逆恨みして大金をぶんどるという暴挙。
これじゃ、企業側からしたら正規雇用はリスクでしかないよ。
非正規雇用が当たり前で、本当にまじめに謙虚に勤務してる子が全く報われなくなる一方だ。
海外なら、パフォーマンスが低かったら解雇されて当然なのだが、日本ではそうもいかないのだ。
これが、より悪い方向へ進んでいってるのがわからないのだろうか。