「我が闘争」 堀江貴文 成田悠輔
福岡県八女市で育ち、小学生当時から同世代とはレベルが違い中々共感することもできない。
進学校に入り、東大受験も半年あれば大丈夫と逆算し見事 受験勉強半年のみで東大合格。
今思い返しても、当時は話が合う人がほとんどいなかったようだ。 それは、根本頭脳が違うからであって、大学ではそのあたりは楽になったようだ。
しかし、東大駒場寮では競馬や麻雀などギャンブル漬けの日々を送り、お金がないので割の良い家庭教師をする。
新たな学生バイトを探していると、面白そうなのを見つける。それが、インテリジェンス。
そこで、ネットにかかわり、プログラムも学びインターネット事業に大きな可能性を感じる。
オン・ザ・エッジを立ち上げ、寝る間も程働きM&Aを繰り返し拡大していく。
実質経営破綻のライブドアを買収し、認知度の高いライブドアへと社名変更、ヤフーに匹敵するプラットホームを目指す。ブログも流行っていく。
ニッポン放送株、プロ野球球団等買収しようとするも成功は難しく。 その後は、広島6区から出馬し亀井静香氏と勝負。 亀井氏11万票に対し、堀江氏8万票と残念ながら当選はできなかったが大健闘でもあるだろう。
単純に、シナジー効果を期待したWINWINなビジネスをするつもりも、国をよりよく変えていくことも老害によって阻まれてしまう。
そして、東京地検特捜部によるガサ入れが入り逮捕される。 検察側は何としても、堀江氏が主犯であるとしたい。実質、法に触れることを指揮していたのは堀江氏ではない別の人間である。その内、一人は自殺している。
拘置所では、何度も検察官による尋問説得をされるが、自身はやってもおらず全くかかわってもいなかったので冤罪を認めるわけはいかないとかたくなに拒否。 実刑2年6か月の判決を受ける、執行猶予なしである。
世間を騒がせたことにより(メディアや政治家等を敵に回す)、見せしめのような形で刑務所へ。
ライブドアショックと言われ、株価は暴落、HPのブログユーザーも離れていく。
ユーザーはアメバブログに流れる。サイバーエージェントの藤田さんはラッキー。
日本の古き体質により、時代の寵児はつぶされてしまう。
日本では、みんなが同じ行動することが善であり、脱線することは悪とみなされるのである。最近は気づく人も増え、緩和されてきてはいるが海外と比べたらまだまだであろう。
ここで思うのは、ライブドアショックが起きなければ、デジタル化の進行やメディアとネットの融合、様々な所で近代化が早まったであろう。 先進国の中で、時が止まった状態の日本。 その結果が、今の円安にも大きく表れているのではないか。
そして、IT業界やそれにかかわる企業の立ち位置等にも大きな影響もあったであろう。
もし、あの時ライブドアショックがなくそのまま維持継続していらと想像すると非常に興味深いものだ。
最近では、イェール大学助教授の成田悠輔氏がズバズバと皮肉っぽく話すシーンを拝見しているが痛快で面白い。
老害は、集団自決するべきだ等発言がストレート過ぎて心配だが、言論の自由であるなら当然でこれをメディアが流すかどうか。テレビだと規制も多いがネットでは沢山拝見できる。
なぜ、成田さんが最近よく目にするかと言えば経済学ベースに統計的ロジカルに言語化して明確に伝えられるからであろう。 そして、世論的にも思っている誰もが思っていること言ってはいけない空気のある日本で言えないことを見事に痛快に明快に代弁してくれているからだあろう。 今後に期待!!
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